『ユダ、キリスト ウィズ ソイ』記者発表へ。
「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」
番外特別プログラム『ユダ、キリスト ウィズ ソイ
~太宰治「駈込み訴え」より~』記者発表へ。
本作は役者でありダンサーの森山未來さんが
平成25年度の文化交流使としてイスラエルに滞在していた際、
現地で活動するエラ・ホチルドさんをパートナーに
制作を開始したパフォーマンス作品。
2014年9月にイスラエル・テルアビブでプレミア公演、
2015年7月の愛媛県・内子座におけるレジデ ンスリクリエーションを経て、
2015年10月に横浜公演を迎えます。
会見には、森山さん、エラさん、
そして横浜公演から参加する音楽家の蓮沼執太さんが登場。
「10代の頃に太宰治の「駈込み訴え」に出会い、
ずっと舞台化したいと思っていた。
テルアビブ、内子座と続き、どんどん変化している。
今回はHONMOKU AREA-2が会場ということで、
作品の強度がより高められるのでは……」と、森山さん。
横浜公演の会場となるのは、「マイカル松竹シネマズ本牧」跡地。
1996年に日本初のシネマコンプレックスとして華々しく誕生するものの、
地下鉄の不備や景気低迷に伴い2011年に閉館。
スクリーンや客席は撤去されたが、
巨大スペースは建築当時のまま残され、
2015年夏よりオルタナティヴスペース「HONMOKU AREA-2」として
試験運用がはじまっている。
役者でもある彼が、映画館跡地というスペースで踊る。
なかなか興味深いパフォーマンスになりそう。
『ユダ、キリスト ウィズ ソイ』は
2015年10月10日より、
横浜・HONMOKU AREA-2にて上演。